仕事から帰宅すると、ヨモギはいつもの場所にいました。
いつも通りの綺麗な色。
可愛い寝顔…そう思ってました。
いつもなら霧吹きをはじめると移動するのに、今日は全く動きません。
それに瞼も閉じたまま。
様子がおかしい。
触れても全く無反応。
とはいえ、ハグやおこげチャンは触ろうが持ち上げようが無反応なことが多々あるので、どこかでまだ大丈夫だと思っている自分がいました。
嘘だよね?!
認めたくなくて、一旦他のケージの霧吹き&温度を夜間モードに切り替えました。
ヨモギは同じ場所に瞼を閉じたまま、そこにいました。
恐る恐る掌に乗せます。
まだ死後硬直は始まってない。
きっとまだ生きてるんだ!
そう思って一生懸命お腹をさすったりしましたが、ヨモギの瞼が開くことはありませんでした。
排泄物が出てきてしまったので、綺麗に拭き取ってあげました。
普段ならヨモギのいる場所まで近づくことがない、ちまきチャンが寄り添うようにいました。(ちまきチャンは地表(?)に近い場所にいる事が多いです)
突然のこと過ぎて、ヨモギの死をまだ受け入れられていません。
何度も何度もタッパーを開けては、瞼が開いていないか確認してしまいます。
何度触れても、まだ柔かい体。
色だってマラカイトの名に相応しい綺麗な色をしているのに。
生き物を飼うのって、すっごく大変だけど、すっごく楽しい。
でも別れは必ず来ます。
別れは辛いし悲しいけど、それだけじゃない。
今はただただ悲しい気持ちでいっぱいだけど、ヨモギとの出会いに後悔はないです。
ヨモギ、うちの子になってくれて本当にありがとう。
今日は寝るまでヨモギのことたくさん思い出すよ。
たくさん泣くよ。
そして明日の朝、きちんと向き合って土に還してあげようと思います。